あなたは理想と違う人とお見合いしますか?
お見合いで理想をどこまで求めますか?
誰しも理想の結婚相手というのはあるかと思います。
でも、理想通りの相手というのは、なかなかいないのが現実。
いたとしても、理想の相手が自分を選んでくれる保証はありません。
この記事では、既婚者及び未婚者へのアンケートを元に、理想と違ってもお見合いする方が良いか、理想をどこまで求めるかについて、一緒に見ていきます。
既婚者アンケート ~ 結婚相手に対して妥協したポイント
下の表は、アニヴェルセル総研が既婚者を対象に行った「結婚相手に対して妥協したポイント」の調査結果です。
注目してほしいのは、表の一番下の「特にない」31.2%です。
逆に言うと、約7割の既婚者は理想通りの相手と結婚していないという事です。
結婚相手の条件は何を重視する? (未婚者アンケート)
下の表は、厚生労働省の未婚者を対象とした「結婚相手への条件」に関する調査結果です。
1) 赤い部分が重視する人の割合
2) 青い部分が考慮する人の割合 ⇒ 妥協の余地がある
3) 棒グラフが短い部分は、その条件は気にしない人の割合
男性は結婚相手の経済力、職業、学歴は気にしていません。
女性は学歴より経済力を重視していることが分かります。
この図から、多くの男性が、パートナーの人柄については妥協ができないと考えていることが、お分かりいただけるでしょう。
理想と違う相手とのお見合い、結婚のメリット
既婚者、未婚者のアンケートから、理想と違うけど結婚している人、結婚しても良いと考えている人が多いことが分かりました。
この章では、理想と違うけどお見合い、結婚するメリットを具体的に見ていきます。
① 理想の相手に選んでもらえる保証がない
理想通りの相手というのは、なかなかいないのが現実。
いたとしても、理想の相手が自分を選んでくれる保証はありません。
理想的な人は、相手に対しても自身と同様の理想的な条件やルックスを求めるものです。
あなたの理想の相手はどんな人を望んでいるでしょうか?
若い頃にいくらモテていてもそれは過去のあなたです。
今の自分が異性からどれだけ魅力的か、客観的に見つめ直さなければ結婚は遠のくばかりです。
これが、理想と違うけどお見合い、結婚するメリットの1つです。
② 背伸びしなくて済む
理想と違うけどお見合い、結婚するメリットの2つ目は、素のままの自分でいられること。
週に1~2回デートをするカップルだったら問題ありませんが、長い人生を共に過すとなると、背伸びしなくて済む、素のままの自分でいられる相手でないとストレスが溜まり疲れてしまいます。
③ どんなに理想的な人でも長所半分短所半分
理想と違うけどお見合い、結婚するメリットの3つ目は、欠点が見えても幻滅しなくてすむ。
人は誰しも長所半分短所半分です。
いくら理想的な人でもそれは同じです。
結婚前は理想の相手でも、一緒に生活をしているうちに短所は見えてくるものです。
理想の人と思って結婚した後に欠点を見付けてしまうと、「こんなハズじゃなかった」と一気に幻滅してしまう可能性が出てきてしまうのです高いのです。
変な言い方ですが、少し理想と違う結婚であれば、欠点を見つけても、「まぁいっか」と笑って対処できるものです。
理想と違うお見合いを申し込まれたら?
この章では、実際に理想と違うお見合いを申し込まれた時の対処を見ていきます。
① ルックスが理想と違うと思ってもプロフィールには目を通してみる
ルックスが全く理想と違うお見合いの申し込みが来た場合、写真を見ただけでお断りを決めて、プロフィールには目を通さないという人は少なくありません。
お気持ちは分かります。
でも、生理的に受け付けないというレベルでなければ、まずは、相手のプロフィールに目を通してみましょう。
学歴が良かったり、職業や収入が良かったり、趣味が一緒だったり、自己PRが魅力的だったり、様々なプラス要因が見つかる可能性は低くありません。
プラス要因が見えてきたら、お見合いをして人柄を見ていきませんか。
また、恋愛の対象となる理想のルックス、好みのルックスの相手とは、結局、交際はしても結婚できていないということは、理想のルックス、好みのルックスの相手は結婚の対象外である可能性が高いのです。
もし、理想のルックス、好みのルックスの相手と交際したことがないのであれば、それが、穴地の異性からの評価ということです。
いずれにしろ、結婚に適した相手は、理想のルックスの外側にいる可能性が高いのです。
② 条件が理想と違うと思っても、譲れない条件がクリアできているかどうか
全ての条件を満たしている相手は少ないものです。
また、理想の条件の相手が、あなたを選んでくれる保証はありません。
理想の条件の人は、相手にも同様の条件を求めるものです。
男性であれば、若い美人、若く可愛い女性、癒し系の女性
女性であれば、年齢が近く、学歴・収入の良い男性
そこで、譲れない条件を1つ決めて、他の条件には優先順位をつけましょう。
そして、譲れない城乾がOKで、他の条件は優先順位が高いものが譲歩できるレベルであれば、お見合いしてみましょう。
条件が理想と違うお見合いの申し込みが来た場合の基本的な考え方です。
③ 趣味が理想と違うお見合いの申し込みは、基本的に会ってみる
最近は、趣味が合う、趣味が同じであることを理想とする人が増えています。
でも、趣味の一致は基本的に考えなくても大丈夫です。
どんなに仲の良い夫婦でも、結婚後1年もするとプライベートタイムが欲しくなるものです。
そんな時、違う趣味はプライベートタイムのきっかけにもなるし、独身時代の友人たちとも交流できます。
何より、夫婦共通の趣味は、結婚後に2人で見つけたものが長続きすると昔から言われています。
理想のお見合いでも、少し理想と違うお見合いでも、しっかり見極めたい部分
理想のお見合いであれ、少し理想と違うお見合いであれ、これだけは、しっかり見極めておきたいポイントを紹介します。
① 優柔不断
理想のお見合い相手というのは、誰にとっても理想の相手です。
恐らく恋愛市場でも、婚活市場でも、モテ男・モテ女のはずです。
そのモテ男・モテ女が30歳以上で独身ということは、相手に対する要求が厳しいか、優柔不断で決断が出来ないかのいずれかです。
優柔不断の場合、交際してもなかなか結婚を決められないし、結婚しても何事も決められない、薦められないでは、ストレスの大きい結婚生活になってしまいます。
② 気が多い、浮気性
前項の優柔不断にもつながりますが、モテ男・モテ女が独身なのは気が多い、浮気性が原因の場合が少なくありません。
男女ともに理想的な人は、黙っていても異性が近づいてくるもので、気が多い、浮気性の気配があれば、その方との交際はお断りしたほうが無難です。
③ 金銭感覚
理想のお見合いであれ、少し理想と違うお見合いであれ、金銭感覚が合うことは大切です。
教育、服装、食、レジャー、貯蓄など、お金の使うポイントと節約のポイントが近ければ、ストレスは溜まりにくいものです。
理想と違うけどお見合いする? ~ お見合いで理想をどこまで求めるか! ~ まとめ ~
この記事では、既婚者が結婚を決める時に何を妥協したか、未婚者が結婚する時に重視したい事と重視しない事のアンケートを通して、理想と違うお見合いをするかしないかを見てきました。
そもそも、理想通りの相手というのは、恋愛でも婚活でもなかなかいないのが現実です。。
いたとしても、理想の相手が自分を選んでくれる保証はありません。
理想にこだわっていると、結婚が遠のいてしまう可能性が高いのです。
いくら若い頃にモテていても、それは過去のあなたで、今のあなたではありません。
今のあなたは、異性から見て理想的でしょうか、どれだけ魅力的でしょうか。
理想にこだわると、結婚が遠のく可能性が高いのです。
結論から言えば、理想と違うお見合いでも譲歩できる範囲であれば、お会いしてみるのが正解です。
ルックスの幅を広げる、条件に優先順位をつけるなど、積極的に対応していきましょう。