私、結婚相手は普通の男性でいいんです。
どうして、結婚相談所には普通の人がいないの?
女性からよく聞く言葉です。
でも、「普通の男性でいい」のであれば、一般社会にもゴロゴロいるはずです。
本当に普通の男との結婚で良いのであれば、結婚相手には困らないはずです。
もしかしたら、あなたの普通は、普通じゃないかもしれませんよ。
結婚相談所に普通の男がいないと感じる理由、短期間で希望通りの相手と婚約する方法を紹介します。
結婚相手は普通の人でいいのに、結婚相談所には普通の人がいない
結婚相手に対する希望を女性にお聞きすると、大半の女性がこう応えてくれます。
「私、普通の人でいいんです。
高望みはないですし、条件は普通くらいでいいんです。」
確かに「普通の男性でいい」ときくと、理想が高くなく、堅実に結婚相手を探して、スグにでも婚約できるような気がします。
でも、一般社会でも、結婚相談所でも、「普通の人でいい」という人に限って結婚が遅かったり、婚活が長期化したりするものです。
冒頭にも書きましたが、普通でいいのであれば、相手はそこら中にいるはずです。
普通の人であれば、50%前後の人は入っている範囲です。
でも、多くの婚活女性は日常生活の中で、その普通の人と出会えない、普通の人と交際できないから婚活を始めています。
あなたの「普通」は、本当に「普通」なのでしょうか。
結婚相談所に普通の男がいない、普通の人ってどんな人?
それでは、結婚相談所に普通の人がいないって本当でしょうか。
そもそも、普通の人って、どんな人なのでしょう。
① それって本当に普通ですか?
普通の範囲は、全体の約50%が入る範囲がまずは妥当でしょう。
そこで、例えば、学歴、収入、身長、ルックス、コミュニケーション能力、交際スキルの6項目のそれぞれが普通であれば、
50% × 50% × 50% × 50% × 50% × 50% = 1.5625%
計算上、100人の中でたった1.5人しかいないのです。
「普通」の数を2つに減らして、4つにしても、
50% × 50% × 50% × 50% = 6.25%
中学高校の40人クラス(男女20人ずつ)で考えると、クラス1番のモテ男と結婚する確率です。
1つ1つの条件は普通でも、複数になると普通ではなくなるのです。
② 普通には個人差がある
前項では、普通の範囲を50%の人が入る範囲としていました。
でも、普通の実態は単純に50%ではなく、女性の数だけ普通があります。
学歴なら、普通が大卒以上なのか、関関同立・GMARCH以上なのか、国公立大なのか、女性によって違います。
収入も同様で、30代男性なら400万円以上が普通と言われますが、500万円以上を普通とする女性もいれば、600万円以上を普通と考えている女性もいます。
ルックスの普通については、皆さんも経験的に分かりますよね。
③ 私の周りには、そんな男、ゴロゴロいるという女性へ
一流大学を卒業の女性、大企業社員や公務員の女性にとっては、
「そんなのウソだわ。」
「私の周りにはゴロゴロいるわ。」
・・・と感じているでしょう。
それは当然です。
一流大学を卒業していれば、同級生の男性の多くは大企業社員か公務員でしょう。
収入だって高いはずです。
身長やルックスなどの条件を加えても、20~30%の男性は条件を満たしているでしょう。
では、あなたは、そんなに恵まれた環境の中にいたのに、なぜ結婚していないのでしょうか。
どうして、周りの男性から選ばれなかったのでしょう。
答えは簡単です。
それを普通だと思っているからです。
普通だと思っていると、男性に対して尊敬も感謝も生まれませんし、上から目線になりがちです。
男性は、そういう女性は選びません。
結婚相談所に普通の人がいない? いえ、それは思い込みです
結婚相談所に普通の男がいないって本当でしょうか。
少し具体的に見ていきましょう。
① 結婚相談所は一般社会より条件の良い男性の比率が高い
条件面で言うと、結婚相談所に普通の人はいないは完全なウソです。
一般社会より、結婚相談所の方が条件の良い男性が多いです。
下記は、当会の男性会員のデータです。(2023年10月調べ)
総務省の統計では、30代男性の大卒は約40%なので、会員全体で大卒58.5%は高い数字です。
結婚相談所は20代男性は少ないので尚更です。
また、総務省の2023年の調査では、男性の収入の中央値(一番多い年収)は、約400万円で32.7%、しかも、約50%の男性は400万円以下の年収です。
結婚相談所は普通の男がいないどころか、中央値以上の男性が8割近くいるのです。
条件面で、結婚相談所に普通の男がいないと感じているなら、あなたが高望みしているからかもしれません。
② 女性慣れしていない男性が多いのは確かです
結婚相談所の男性は職場環境などから女性と出会う機会が少ない人が多いのは確かです。
モテないタイプの男性もいますが、そういった男性は結婚相談所では一般社会以上にモテないので、計算に入れる必要はありません。
あなたも、モテないタイプの男性とはお見合いしないでしょう。
女性慣れしていない男性は、デートや会話が下手で、女性が不満を感じるのも分かります。
結婚相談所に普通の男性がいないと感じるのは、そういう部分が大きいのでしょう。
20代~30代以上の女性なら、条件も良く女性の扱いも上手な男性と何人かは出会っているはずです。
だからと言って、それを普通の基準にしてはいけません。
そんな男性は一般社会でも少数派で、しかも、そんな男性は早々と結婚していきます。
それより、女性の扱いが下手な男性であれば、あなた好みに躾ければ良いのです。
ポイントは、女性のアドバイスを素直に受け入れてくれる男性かどうかです。
女性の扱いが下手な男性は、女性にすれば扱いやすい男性なのです。
結婚相談所に普通の男がいないは思い込み、視点を変えて短期婚約へ
ここまで紹介してきたように、結婚相談所に普通の人がいないというのは思い込みです。
少し視点を変えるだけで、短期間の婚活成功が可能になります。
① 譲れない条件を1つ決め、他の条件については優先順位を決めよう
先に書いたように、一つ一つの条件は普通でも、複数になると普通ではなくなります。
そこで、譲れない条件を1つ決め、他の条件については優先順位を決めましょう。
例えば条件が5つあるとすれば、譲れない条件がクリアしていれば、残りの条件は優先順位が高い2つがクリアできているようなら、お見合いをして人柄に触れてみる事です。
② 女性の扱い方は、受け身をやめればスグに解決する
男性が女性慣れしていないことを理由に、結婚相談所に普通の男がいないと言う女性のほとんどは、男性に対して受け身で、男性の言動を上から目線で採点、評価しています。
でも、短期間の婚活で結婚していく女性は、信頼できるか、自分を大切にしてくれるかという観点で男性を判断して、女性の扱い方は、自分好みに躾ければよいと考えています。
自分かして欲しいことは、「私はこういう時には、こうしてくれたら嬉しい」と男性に伝えています。
伝えてもしてくれない男性は断ればよいのです。
結婚相談所に普通の男はいない? ~ 婚活で「普通の人でいい」の勘違い ~まとめ~
この記事では、結婚相談所に普通の人がいないと感じる理由を、男性の条件面と女性の扱い方で見てきました。
条件面では、結婚相談所に普通の男性がいないどころか、一般社会より条件の良い人が多いのです。
女性の扱い方の面でも、一般社会と比べて特に結婚相談所に普通の男がいないわけではありません。
あなたの普通の男性が、一般社会に一杯いるのであれば、あなたは既に結婚しているはずです。
つまり、結婚相談所に普通の男がいないと感じている女性の多くは、条件面、女性の扱い方での普通の基準が高い可能性があるのです。
相手に求めているばかりでは婚活は終わりません。
この記事を参考に、普通の評価基準を見直して、短期婚約を目指しましょう。