年収500万円以上の30代~40代未婚男性の割合は?

30代の未婚男性の平均年収、40代の独身男性の平均年収をご存知ですか
あなたは、結婚相手の独身男性に対してどれくらいの年収を希望しますか?
年収が何百万円以上の未婚男性であれば、結婚しても良いと思いますか?
恋愛であれば、そこまで気にならない彼氏の年収も、結婚となるとそうはいきません。
ある調査では、60%近くの女性が年収700万円以上の男性と回答したそうです。
しかし、総務省の調査では年収700万円以上の独身男性は5%もいないのです。
このページでは、未婚男性の平均年収、年収500万円~600万円以上の独身男性の割合などを見ていきながら、婚活で結婚相手の男性に希望する年収はどれくらいが適正かを紹介します。
目次
女性が希望する未婚男性の年収は500万円以上?

女性雑誌『JJ』の2019年の調査では、60%もの女性が年収700万円以上の男性との結婚を望んでいます。
しかし、同年の総務省の調査では、年収700万円以上の独身男性は30代で約4%、40代で約7%
年収700万円以上の男性と結婚するのはかなり厳しいのが現実です。
下の表は、当会の30~40代の女性会員がお見合い申込みをした男性の年収を集計したものです。
結婚相手に望む年収 | 比率 |
400万円 ~ 500万円 | 48.3% |
500万円 ~ 600万円 | 23.6% |
300万円 ~ 400万円 | 10.4% |
600万円 ~ 700万円 | 9.8% |
700万円 ~ 800万円 | 5.6% |
800万円以上 | 2.3% |
具体的には、30代男性なら年収400万円~450万円以上、40代男性なら450万円~500万円以上を1つの基準として選んでいる女性が多かったです。
結論として、多くの女性が結婚相手に望むのは、理想は年収600万円~700万円の男性、でも、現実的には年収400万円~500万円の男性ということです。
30代~40代の独身・未婚男性で年収600万円以上は少数派

それでは、実際の独身男性の平均年収はどれ位なのでしょう。
先述の総務省の調査から各年代の未婚男性の年収のボリュームゾーン(※)を紹介します。
(※) 10人の年収の平均値を求める場合、9人が400万円で1人が1000万円なら、平均は460万円。
平均だと、1人の高所得者のために残り9人が平均以下の収入になってしまいます。
ボリュームゾーンは、最も人数多かった数値帯(年収帯)です。
先の例なら、10人中9人が400万円なので、ボリュームゾーンは400万円です。
① 20代後半の独身男性は年収300万円がボリュームゾーン
20代後半の未婚男性では年収300万円がボリュームゾーンです。
年収の分布は
1) 年収400万円台は約12%、
2) 年収500万円台は約6%、
3) 年収600万円以上は2%以下
② 30代前半の未婚男性は年収340万円がボリュームゾーン
30代前半の独身男性では年収340万円がボリュームゾーンです。
年収の分布は
1) 年収400万円台は約20%、
2) 年収500万円台は約6%、
3) 年収600万円以上は約4%
30代前半になると年収400万円代の男性はかなり増えてきます。
③ 30代後半の独身男性は年収380万円がボリュームゾーン
30代後半の未婚男性の年収380万円がボリュームゾーンです。
年収の分布は
1) 年収400万円台は約20%、
2) 年収500万円台は約10%、
3) 年収600万円以上は約10%
年収500万円以上の男性が倍増しているのは、30代前半で年収400万円代だった男性の約半数が年収500万円代になったのでしょう。
④ 40代前半の未婚男性は年収430万円がボリュームゾーン
40代前半の独身男性は年収440万円がボリュームゾーンです。
年収の分布は
1) 年収400万円台は約30%、
2) 年収500万円台は約15%、
3) 年収600万円以上は約10%
年収500万円以上が約25%と全体の4分の1を占め女性の理想に近づいてきます。
未婚男性の年収の基準は「年齢×10万円」

これまで見てきたように、未婚男性、独身男性の年収のボリュームゾーンは、ざっくりですが「年齢×10万円」といったところです。
そこで、この「年収=年齢×10万円」をひとつの基準・合格ラインと考えても良いのではないでしょうか。
例えば、30代後半の未婚男性で年収400万円以上となると、前章の総務省データによると、年収400万円以上の30代後半の独身男性は40%しかいません。
つまり、60%以上の女性は年収400万円以上の男性とは結婚ができないのです。
あくまでも数字の上だけですが・・・
① 独身男性の年収の合格ラインは「年齢×10万円」以上
ここ数年、総務省が公表している男性の平均年収は430万円前後で推移していますが、これもボリュームゾーンでいうと年収370万円前後で、6割が平均以下となっていると言われます。
そこで、30代男性で年収350~400万円あれば一応の合格ラインと考えられるでしょう。
ただ、女性のご両親が年収400万円と聞くと、「そんなに少ないの?」と驚かれるかもしれません。
というのも、
「現在の30代の男性の収入は、30年前より200万円低い」
・・・というデータがあるのです。(NHKと三菱総合研究所の調査)
当時の30代男性は年収500万円がボリュームゾーンだったんです。
でも、失われた30年の後も不景気が続く現代では年収500万円は理想の年収です。
「30代男性なら年収400万円あれば合格点」
「40代男性なら年収450万円はまずはOK」
・・・という基準でお相手選びをすることが現実的です。
「年齢×10万円.」を1つの目安とするのが良いでしょう。
②男性の収入だけではなく世帯収入で考える
男性の年収だけで結婚生活を考えるのではなく、2人の年収を合算した「世帯収入」という概念で考えていくのも良いでしょう。
例えば、男性(夫)が年収400万円、女性(妻)が年収100~250万円であれば、合計の世帯収入としては年収500~650万円で結構余裕ができる年収になりますよね。
子供が出来るまでは独身時代と同じように共働きして、2人で一生懸命に貯金をすれば、出産後、子供が幼稚園または小学校に上がるまで、仕事を辞めて子供と一緒いることもできます。
子供が手を離れたら、夫の収入を基準に、パートor正社員or専業主婦かを考えれば良いでしょう。
男性の年収だけではなく女性の年収も含めた世帯収入という考え方で、お見合い相手を探すことが出来れば婚活の幅がグッと広がると思います。
独身男性の年収 ~ キャリア女性はどう考える?

今の時代、公務員や大企業に務めているキャリア女性の場合は、一般的な未婚男性の平均収入を軽く超えてしまっているということも珍しくないですよね。
そんなキャリア女性にとっては、結婚相手の男性に求める年収の額はますます高くなるのは仕方がないことだと思いますが、そこは、ある程度の割り切りも必要です。
正社員として仕事を続けたい、キャリアを積みたいという女性の場合、男性への年収の希望はホドホドにして、自分が仕事にも集中できるように、家事・育児をしっかりと分担してくれる、女性のキャリアを後押ししてくれる男性を探してみるのはどうでしょう。
一般的に高収入の男性は仕事が忙しく、つき合いも多いので、家事・育児の分担は難しいのが現実。
あなた自身のライフプランも考えて、男性の年収をボリュームゾーン辺りまで落としてみませんか。
年収500~600万円以上の30代~40代未婚男性は少ない ~まとめ~

総務省の調査によると, 年収500万円~年収600万円以上の独身男性は10%前後。
年収700万円以上の未婚男性となると5%以下というのが現実です。
数字の上では、理想の年収にこだわると女性の90%以上が結婚できないのです。
そこで、男性の年収に関しては「年齢×10万円」を合格ラインとして考え、あなたの年収も合算した世帯収入、世帯年収で計算してみてはどうでしょう。
30代~40代の未婚男性の年収の現実は厳しいものです。
年収500万円~600万円以上の男性にこだわらず、年収400万円+αであれば、まずはお見合いをしてお人柄に触れてみませんか。
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