お見合いでフィーリングが合わない ~ 結婚相手とフィーリング

お見合いでフィーリングが合わない。
結婚はフィーリングが合う人としたい。
結婚相手とフィーリングの関係。
 
フィーリングって、とても便利な言葉ですよね。
でも、あなたは、フィーリングって何か、ちゃんと具体的に説明できますか?

目次

結婚はフィーリング? お見合いでフィーリングが合わないって何?

① フィーリングって何?

「結婚はフィーリングの合う人と」
「お見合いでフィーリングが合わない」
 
・・・ってよく聞きますよね。
でも、このフィーリングを具体的に説明できる方は少ないのではないでしょうか。
 
「言葉で説明できない感覚も大事。」
 
・・・という気持ちは分かりますが婚活ではこのフィーリングの言語化が大切なのです。
 
「何となく」で済ませていては、結婚相手を見極められません。

② 結婚相手とフィーリングの具体例

 人は趣味・嗜好が似ているとフィーリングが合うと判断するそうです。
 
1) 食べ物の好みが同じ
2) 趣味が同じ
3) 笑いのツボが同じ
 
・・・など、共通点が多ければ親しみがわきます。
結婚相手にフィーリングが合うと感じる要因でしょう。
また、
 
3) 会話のテンポ
4) 行動のタイミング
 
・・・が似ている場合も、フィーリングが合うと感じます。
同じテンポで会話ができる、同じペースで行動できれば楽ですよね。

③ 結婚とフィーリングの関係

 結婚はフィーリングが合う相手がベストではありません。 
友達や恋人はどれだけ仲がよくても、お互いの責任を分かち合うことはありません。
フィーリングが合わないと感じたら別れることが出来ます。
 
 一方、結婚は6に生きる者としてお互いに責任があります。
信頼感や責任感が結婚ではフィーリングより大切になります。 
 
 確かに、結婚相手とフィーリングが合わないと結婚そのものが楽しくないと感じたり、苦痛に思う時もあるでしょう。
 
 それでも、結婚をフィーリングという感覚的なもので決めてしまうのはリスキーなのです。
 
 総務省の調査では、恋愛結婚の50%近くが離婚しているのです。
それも、70%が3年以内の離婚なのです。

お見合いでフィーリングが合わない、でも、フィーリングは時に嘘をつく

 お見合いでフィーリングが合わないと断る人は少なくありません。
でも、フィーリングは時に嘘をつくものなのです。

① 表面的な会話で判断するのはNG

 お見合いは表面的な会話になりがちです。
自分の話に共感してくれると、フィーリングが合うと感じ、自分の話に乗って来ないと、フィーリングが合わないと感じます。
  
 でも、何回か会うと印象が変わったというのは、よくあることです。
お見合いだけでフィーリングが合わないと判断するのは早急です。
仮交際にすすんで1~2回会ってから判断しましょう。

② 好みのタイプで判断していない?

 好みのタイプと違っていたらフィーリングが合わないと判断することもあります。
気持はほかりますが、好みのタイプとフィーリングは別です。
 
 お見合いでフィーリングが合わないと都合のよい言葉で自分を誤魔化さないようにしましょう。

③ 結婚ではフィーリングは時に嘘をつく

 結婚相手をフィーリングで選んで幸せな結婚をする人もいます。
でも、そういう人のフィーリングは、その人の人生経験が導き出した無意識の結論なので、意外に冷静で的確で、根拠のない思い込みとは別物です。
 
 これまでの人生経験の中から、結婚生活の具体的イメージ、結婚相手に求めるものが明確に描けているからこそ、フィーリングで判断できるのです。
 
 具体的なイメージが描けたいない人が結婚をフィーリングで判断するのは、ただの当てずっぽうです。

④ お見合いでフィーリングが合わないと断るときのポイント

 お見合いでフィーリングが合わないとお断りするときには、そのフィーリングが合わないという内容をしっかりと言語化することが重要です。
 
 お見合いでフィーリングの合わない点が言語化できないと、大切なものを見落としてしまいます。
フィーリングの合わない点を言語化することで、これまで気づかなかった思い込み、お相手探しで本当に大事するべきものが見えてきます。

結婚相手はフィーリングの合う人! どうすれば良い?

 結婚はフィーリングの合う人としたいとは言っても、何十年も別々の生活をしてきた男女の考え方が違うのは当たり前。
 
結婚相手とフィーリングの関係は結構難しいのです。

① そもそも結婚でフィーリングがぴったり合うってある?

 そもそも論として、結婚相手とフィーリングがぴったり合うということはあるのでしょうか?
結論から言えばNOです。
 
「そんなことない、元カレとはフィーリングが合っていた。」
 
・・・という声が聞こえてきそうですが
 
じゃ~、何で別れたんですか?
 
 心理学では、相手のことが好きになると、「相手も自分と同じだ」と感じるそうです。
でも、気持ちが少しでも離れてくると・・・。
 
 同じDNAを持っていて、同じ屋根の下で何十年も暮らしている親子兄弟でも、お互いのフィーリングがぴったりと合うなんてことはありません。
 
結婚相手とフィーリングが合わない部分があるのは当り前なのです。

② 結婚相手とフィーリングが合わない部分はお互い尊重する

 結婚ではフィーリングが合わない部分は、お互いの違いを認めて尊重しあうことが大切です。
異なる感性や価値観を認め尊重することはお互いの成長にもつながります。
結婚でフィーリングが合わない部分はお互いが成長できる部分でもあるのです。
 
 お見合いでフィーリングが合わないと断る前に、違いを認めて歩み寄れないか考えてみましょう。
 
 ただし、モラルやマナーなどは歩み寄れるものではありません。
もし、お見合いでフィーリングが合わないと感じた部分がモラルやマナーであればNGです。

③ 結婚ではフィーリングより努力が大事

 結婚ではフィーリングが合わないことも良い面があります。
それは、結婚相手とフィーリングが合わないからこそ、お互いが相手を尊重する努力することです。
 
 フィーリングがぴったりの2人は相性の良さにあぐらをかいて努力を怠りがちです。
 
「言わなくてもわかるはず」
 
・・・と、言葉にする手間を惜しんだり、相手に甘えてしまったり。
 
 そんな関係が続くと、少しずつすれ違いが生まれ、いつしか愛情も冷めてしまいます。

④ お見合いでフィーリングが合わないと即断しない

 これまで、何十年も別々の生活をしてきた男女です。
初対面のお見合いでフィーリングが合わないと感じることは珍しくありません。
結婚が決まったカップルもお見合いの時にはそんなもんです。
 
まずは、もう一度、会ってみませんか。
フィーリングが合うか、フィーリングが合わないかを即断せず、歩み寄れるかどうかを考えてみましょう。

お見合いでフィーリングが合わない ~ 結婚とフィーリング、結婚相手とフィーリング ~おわりに~

 結婚でフィーリングの関係は、扱い方を間違えると厄介です。
確かに、結婚相手とフィーリングが合うと居心地の良い生活が予想されます。
でも、フィーリングは時に嘘をつきます。
それに、結婚ではフィーリングより信頼感や責任感の方が大切です。
 
 お見合いでフィーリングが合わない、フィーリングが合うは、仮交際にすすむかどうかの基準になることは否定しません。
 
 でも、結婚ではフィーリングに振り回されないよう注意したいものです。
本当に必要な結婚相手とのフィーリングとは何かを考えてみましょう。
 
 お見合いでフィーリングが合わないと感じても、特に断る理由がないのであれば、もう一度お会いするのが、短期間で婚活を成功させる方法です。

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