結婚は条件で選ぶ? ~ 結婚相手と条件、結婚相手に重視すべきこと

結婚は条件で選ぶか、結婚は好きという気持ちで選ぶか。
あなたが結婚相手に重視すべきことは何でしょう。
 
好きな人と条件がが両立していれば良いのですが、現実はそうとは限りません。、
 
結婚相手は条件か好きな人か。
結婚は条件で選ぶか、好きな人が条件か。
この記事では、結婚相手に重視すべきことを考えていきます。

目次

結婚相手の条件は好きな人で選ぶメリットとデメリット

 結婚は好きな人が条件と考える人は少なくありません。
恋愛の延長線上に結婚があると考える人ほど、この傾向は強いようです。

① 好きな人を結婚の条件に選ぶメリット

 結婚を好きな人を条件に選ぶ主なメリットは次のようなものでしす。
 
1) 好きな人と結婚したという充足感
2) 嫌なところがあっても我慢できる
3) 相手のために努力できる
 
 好きな相手と一緒の生活は充足感が高いものです。
「好き」の力は平凡な日常も素敵なものに変えてくれます。
 
 ただ、結婚生活は常に順風満帆に進むとは限りません。
そんな時、好きな人だったら、頑張ろう、努力しようという気持ちにみなれるものです。

② 好きな人を結婚の条件に選ぶデメリット

 結婚を好きな人を条件に選ぶ主なデメリットは、
 
1) 好きという感情はやがて冷める
2) 好きになると相手が見えない
3) 結婚生活が安らぎから遠ざかる
 
 脳科学では恋愛感情の賞味期限は3年とされています。
総務省の調査では恋愛結婚の離婚率は50%に迫り、その70%は結婚3年以内の離婚です。
 
 相手を好きになると、相手の欠点ですら長所に見えてきます。
昔流にいうと「あばたもえくぼ」です。
 
 好きという気持ちが落ち着いてくると、欠点ばかりが目に付き、どんどん気持ちが離れていきます。
それは、恋愛傑昆の離婚率の高さが証明しています。
 
 また、恋愛感情が継続している間も幸せ一杯とは限りません。
好きだからこそ、「愛されているだろうか?」「浮気しないだろうか?」という不安で安らぎが得られないことも。

結婚相手は条件、結婚を条件で選ぶメリットとデメリット

 結婚相手に重視すべきことが条件であれば、婚活は恋愛よりはるかに合理的です。
希望する条件やルックスの相手を選んでお見合いができます。
 
 それでは、結婚相手を条件で選ぶメリットとデメリットを紹介します。

① 結婚を条件で選ぶメリット

 結婚相手を条件で選ぶ主なメリット、
 
1) 希望する条件の相手と結婚できる
2) 自分のイメージに合った結婚生活が送れる
3) 相手の人柄を冷静に見極められる
 
 結婚相手を条件で選べば、理想通りとはいかなくても、理想に近い条件の相手と結婚ができます。
結婚相手の条件が理想に近ければ、自分のイメージに合った結婚生活も送れるものです。
 
 また、好きという感情に振り回されないので、相手の人柄を冷静に判断できます。
 
 結婚はゴールではなくスタートです。
希望の結婚生活をイメージして、それが叶う結婚相手の条件で選ぶのは理にかなっています。
結婚は条件で選ぶほうが安定した生活が得られやすいのです。

② 結婚を条件で選ぶデメリット

 結婚相手を条件で選ぶ主なデメリットは、。
 
1) 今の条件が不変とは限らない
2) 結婚生活は安定するが刺激がない
 
 結婚相手の条件が将来的に不変とは限りません。
魅力的な条件が失われた時、あなたはどうしますか?
 
 例えば、不景気や企業再編などで年収が減ったり、リストラされる可能性もあります。
 ルックスは年齢とともに衰えますし、太っちゃうかもしれません。
 
 また、結婚を条件で選ぶと結婚生活は安定していますが、安定した生活は、ある意味、刺激のない毎日ともいえます。
穏やかな生活というのは刺激に欠けるのです。
 
 結婚相手を条件で選ぶ場合、「好き」という感情は強くないはずです。
でも、結婚を決めた相手ですから、少なくとも好きor好きになれる相手のはずです。
 結婚生活の中で少しずつ愛を育んでいきましょう。

結婚相手に重視すべきこと ~ 結婚の条件、結婚相手の条件とは

 結婚を条件で選ぶか、好きな人を重視するか。
結婚相手の条件に絶対的な正解はありません。
 
 この章では、結婚相手に重視すべきこと、結婚の条件のバランスについて紹介します。

① 異性として好き、人として好きのバランスが大切

 好きというと、恋愛のドキドキ感をイメージしがちですが、好きの形は1つではありません。
好きには異性の魅力に対するものと、人としての魅力に対するものがあります。
 
 ルックスやスタイルなど異性としての魅力を好きになった場合には、月日と共に気持ちが冷める可能性は高く、その一方で、誠実や信頼など人としての魅力を好きになった場合には、月日を経ても気持ちは冷めないものです。
 
 幸せな結婚生活を送るには、異性としての好き、人としての好きのバランスが大切なのです。

② 異性としての好きは変化する感情

 恋愛結婚の離婚率は40%を超え、その70%は結婚2~3年以内の離婚です。
異性の魅力に対する好きという感情は永遠ではないのです。
 
 一方、人としての魅力が好きな場合には、いわゆる恋愛のトキメキはないものの、結婚生活の中で次第に愛情が増していくものです。
 
 恋愛感情が湧かない相手とは結婚できないという人も少なくないと思いますが、幸せな結婚生活を送るために必要なものは、恋愛感情ではなく信頼感です。
 
1) 性格や言動に信頼が持てるか
2) 価値観や人生観に共感できるか
  
 信頼の気持ちが恋愛感情に変わるのはよくあるパターンですよね。
人として信頼できるなら、生活を共にしていく中で異性としても好きになれる可能性も高いものです。

③ 結婚を条件で選ぶ時、結婚の条件と上手に向き合うコツ

 婚活では事前に条件が比較ができるため、どうしても結婚の条件に振り回されがちです。
 
「もっといい条件の人がいるかも」
「前の人の方が条件は良かったな」
 
・・・などと思ったことはありませんか?
 
 結婚を条件で選ぶ時には、「譲れない条件」と「譲れる条件」を分けることです。
条件をリストアップし、その条件になぜこだわっているのか、その理由を考えてみましょう。
 
「年収は○○万以上」「年齢は○○~○○歳まで」の条件がある場合、その数値設定の理由は?
「料理が上手」「長男以外」などの条件は、本当に必要?
 
 紙に書いてみると、こだわっていた条件が実は譲れる条件だったという事は少なくないのです。
 
 条件のリストアップで大事なことは、“最低のライン”を考えること。
例えば、年収であれば「○○万以上がいい」ではなく、「○○万以下だと生活が出来ない」といったように。
 
 条件にこだわりすぎると、人柄を見る目が鈍ってしまうので気を付けましょう。
最低ラインを下回らないことを重視して、お相手選びをすることがポイントです。

結婚は条件で選ぶ? ~ 結婚相手と条件、結婚相手に重視すべきこと ~まとめ~

 結婚相手に重視すべきことは、好きと条件のバランス、違和感のなさです。
好きと条件の両方でベストな相手を探し出そうとすると、婚活は迷宮入りします。
 
 好きと条件の両方で「あれ?」と思う違和感がないかを探りながらお相手を見極めていきましょう。
 
 結婚を条件で選ぶ、結婚は好きな人で選ぶ、いずれもメリット・デメリットの両面があります。
 
「自分が幸せになれる結婚には何が必要か?」をポイントに、ちょうどよいバランスを考えてみましょう。

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