お見合いのマナーとルール
お見合いのマナーと注意点
お見合い相手から好印象を得るには、お見合いのマナーやルールなどをしっかりと押さえること大切です。
この記事では、お見合いのマナーと注意点を紹介します。
お見合いのマナーとルール ~ お見合いの心構え
① お見合いのファッション
男性はスーツにネクタイが鉄則。
夏場はクールビズでもOKですが、出来ればネクタイはしたいものです。
ビジネスバック、リュックサックはNG。
おしゃれなショルダーやボディーバック等を用意しましょう。
女性はブラウスにスカート、ワンピース等が基本です。
髪はおろして、出来れば前髪を作って下さい。(男性の好き髪型です)
また、香水、貴金属、ブランド物は控えめがポイント。
② 待ち合わせ場所にて
待ち合わせ場所では、意識して背筋を伸ばして立って待ちましょう。
ベンチがあるからと座っていたり、スマホを見ていたりはNGです。
③ 男性から声をかける
男性は明るく、ハッキリとした声で女性に話かけて下さい。
「○○さんですか?」
「はい、○○です。 △△さんですか?」
「はい、今日は時間を作って下さってありがとうございます」
・・・等、男女とも笑顔での応対を心掛けましょう。
④ カフェへの移動
「暖かくなってきましたね」、
「今日はとても人が多いですね」、
「あの店、人気みたいですね。 行列が出来てますよ」
・・・など、天気や街の話など軽いネタを中心に、共感しやすい会話をしましょう。
➄ お見合いは1時間程度
初対面から長時間だと話も続きませんし、お互い疲れます。
「もう少し話してみたいな」と思うタイミングでのお開きがベストです。
⑥ 会話は弾まなくても大丈夫
お見合いは友人の紹介や趣味などでの出逢いとは違います。
2人の接点がない為、共通話題を探す手探りの会話になります。
話が弾まなくても、沈黙があっても、フィーリングが合わない、話が合わないとは限りません。
成婚カップルも、お見合いの時はそんな感じです。
⑦ 断る相手と思っても大人のマナーで
断る相手と思っても、1時間程度はにこやかに会話しましょう。
次のお見合いへの練習のつもりで会話を楽しみましょう。
⑧ お茶代等は男性が出す方が良い
「交際してもいないのに」という男性の気持ちは分かりますが、割り勘にしてしまうと、
「あぁ~、私はコーヒー代以下の女なのね。」
・・・と、断りの原因にもなります。
女性は奢って欲しいわけではありませんが それが女性の気持ちです。
また、男性がお茶代を支払ってくれたら、女性はしっかりと頭を下げお礼を言いましょう。
レジで背中越しにお礼を言っても、男性には聞こえません。
お店を出てから、ハッキリと聞こえる声でお礼を言いましょう。
でないと、
「たかがコーヒー代だけど、お礼もできないんだ。」
・・・と、断りの原因になります。
お見合いのマナーとルール ~ 会話のポイント
① 相手のプロフィールは暗記
相手のプロフィールは、年齢、学歴、職業、家族構成、趣味、コメントの内容まで、しっかりと覚えるのは鉄則です。
プロフィールを覚えていないと
「本気でお見合いする気あるのかな?」
・・・と、相手は断りモードに入ってしまいます。
② 男女の会話の目的の違い
アメリカの著名な言語学者のデボラ・タネン教授は、男女の会話の目的の違いについて
1) 女性は感情を共有し、共感と一体感を得るのが目的
2) 男性は情報を共有し、意見を交換し解決を図るのが目的
・・・としています。
なので、男性は女性の話に対して、
「僕だったら、こう思うよ。」
「○○すればいいんじゃないのかな。」
・・・と、アドバイスをしてしまうと、
「何よ! 上から目線で偉そうに」
・・・と女性は感じます。
男性は、女性の話にしっかり共感する。
アドバイス、批評、否定はNGです。
女性は、男性のアドバイスめいた言葉も大目に見てあげましょう。
男性は、女性の話を批判や否定しているのではなく、一生懸命に話を聞いているつもりなのです。
③ 会話の基本は共感
適切な相槌で、相手への共感の気持ちを伝えましょう。
共感の相槌の頭文字は「冬のソナタ」です。
(古いのですが・・・)
ふ ⇒ ふぅ~ん、ふん、ふん
ゆ ⇒ 言う通りですね、よく分ります
の ⇒ ・・・・
そ ⇒ そうですね そうだったんだ それはスゴイ それからそれから
な ⇒ なるほど
た ⇒ 確かに
④ 共感から驚感へ
相槌だけでは、共感の気持ちが相手の心に届くとは限りません。
そこで、「共感」を一歩進めた「驚感」が大切です。
「驚感」とは相手の話を驚きと感動をもって聞き、その驚きと感動を表情、身振り手振り、言葉のイントネーション・リズムなど、豊かなリアクションで表現することです。
「この人は、私の話を楽しそうに聞いてくれる」
・・・と感じてもらえるような対応が出来ればベストです。
➄ 結婚後の具体的な話はしない
お見合いでは、趣味や世間話など楽しい話題を中心に、お互いの人柄を知る会話をしましょう。
お見合いでの具体的な話はちょっとした違いでも、「私とは違う」と断りの原因にもなります。
⑥ 過去の恋愛、お見合いの話はNG
そんな話、聞かれても返答に困りますし、良い気持ちはしません。
「僕は聞かれても全然気にしないけど。」
・・・と思っていても、相手に聞くのはタブーです。
もし、相手から聞かれた場合は、「年齢相応だと思います。」等、返答を避けて頂いて結構です。
それでも食い下がって聞いてくるようであれば、
「お見合いの席で、そこまでは、ちょっと・・・」
・・・と、やんわりと拒否してもOKです。
まぁ~、それ以前に、こういう相手は、即、断りですよね。
同様に、「なぜ婚活を始めたの?」「何人くらいお見合いしました?」はNGです。
⑦ 沈黙を脱出するには
お見合いで会話が途切れたりすると誰もが焦ってしまいます。
「何か話さないと・・・」
・・・と、思えば思う程、焦って言葉が出てこないものです。
そこで、沈黙の気まずい気持ちを正直に話してみると、意外に沈黙の解消につながるものです。
「沈黙って焦っちゃうし、緊張しますよね。」
「なんか、いい話題を一緒に考えてみませんか?」
・・・と、沈黙そのものや話題探しをネタにして、一緒に考えてみるというのも一つの手です。
お見合いのマナーとルール ~ お見合いの返事の判断基準
① 生理的に無理でなければ
1時間程度のお見合いで、「相手を好きになる」「ピンときた」「ドキドキときめいた」などといったことは、まずありません。
「いい人っぽいかな」
「悪い人ではなさそう」
「よく分からない」
・・・といった感想がほとんどです。
そこで、生理的に苦手、過去の経験から無理というのでなければ、もう一度会って考えてみても遅くありません。
断りの返事は、お見合いより1~2回デートした後がずっと多いのです。
② 相手が自分に興味がなさそう
相手があまり話さない、笑顔が少ない、どうも乗り気でなさそうと感じる場合もあります。
「どうせ無理だろうし、面倒くさいから、私から断ろう」
・・・という気持ちになりますよね。
でも、相手はすごく緊張していたのかもしれませんし、初対面では人見知りする人かもしれません。
そこで、相手が良い返事であれば、もう一度会ってみてはどうでしょう。
次に会った時も同じような様子なら断れば良いのです。
せっかく縁があって、お見合いした相手ですから、出来るだけもう一度会ってみる方向で考えていくのが、お見合いのマナー、心構えです。
お見合いのマナー、お見合い成功法、結婚相談所でのお見合いのルールと注意点 ~まとめ~
結婚相談所でのお見合いの時間は約1時間です。
その1時間の間にお見合い相手から好印象を得て、仮交際にすすむためには、お見合いのマナーとルールをしっかりと守ることは基本中の基本になります。
この記事を参考に、ぜひ、お見合いのマナーやルールの基本をマスターしてください。
お見合い初心者の方も、お見合いに自信が持てるはずです。