交際率アップの会話とマナー

どうすれば、お見合いがうまくいきますか?
お見合いで失敗しないためには?
お見合いのマナーや会話の仕方は?
婚活でのお見合いの時間は約1時間です。
その1時間の間にお見合い相手から好印象を得るにはどうすればよいのでしょうか。
お見合いの後、仮交際につなげるにはどうすればよいのでしょう。
お見合いのハードルはなかなか高く、お見合いした方の全てが仮交際に進めるわけではありません。
お見合いがうまくいかないと、そこから先・・・仮交際~真剣交際~婚約には進めません。
そこで、このページではお見合いを成功させ、交際率をアップさせる方法を紹介します。
交際につながる会話方法、マナー、お見合いで失敗しない方法など一緒に見ていきましよう。
お見合いのルールとマナー、成功の心構え

まず、お見合いの最低限のマナー、ルール、心構えは頭に入れておきましょう。
これができていないと、お見合いの相手からは、「この人、何しに来たんだろ?」と結婚に対する本気度を疑われてしまいます。
①お見合い話が弾まなくても大丈夫
お見合いは友人の紹介や趣味のサークルなどでの出逢いとは違います。
婚活やお見合いでは2人の接点がほとんどない為、会話はお互いの共通話題を探しながらの手探り状態のたどたどしい会話になることが一般的です。
ですから、話が弾まなくても、時には沈黙があっても、2人のフィーリングが合わない、話が合わないとは限りません。 結婚したカップル達も、皆、お見合いの時はそんな感じだったのです。
②お見合い時のファッション
男性はスーツにネクタイが原則です。
夏場は上着を着なくてもOKですが出来ればネクタイはしたいものです。
ビジネスバック、リュックサックはNGです。 ボディーバック、クラッチバック等の用意を
女性もブラウスにスカート、ワンピース等でバランスをとりましょう。
髪はくくらず、出来れば前髪を作って下さい。
バカみたいですが、ほとんどの男性はその髪型が好きなのです。
また、香水、貴金属、ブランド物は控えめがポイントです。
③お見合いは1時間程度が適当
お見合いの時間は1時間程度が適当です。
初対面から長時間になると話も続かなくなりますし、お互い疲れてしまいます。
「もう少し話してみたいな」と思うあたりでお開きにするのがベストです。
④待ち合わせ場所で待っている時の態度
意識して背筋を伸ばして立って待って下さい。
ベンチがあるからと座って待つのは絶対にNGです。
そわそわ落ち着きがなかったり、キョロキョロしてたりしていると挙動不審者に見えてしまいます。
スマホを見ながら待っているとのも、相手からの印象が悪くなってしまいますのでNGです。

➄男性からの声をかける
必ず男性から明るく、ハッキリとした声で女性に話かけて下さい。
「○○さんですか?」
「はい、○○です。 △△さんですか?」
「はい、今日は、時間を作って下さって、ありがとうございます」
「こちらこそ、ありがとうございます。」
・・・等々、はきはきと笑顔がポイントです。
一方、女性も男性から声をかけられたら、笑顔で応じましょう。
⑥喫茶店に移動する間の会話は重要
喫茶店に移動する際に無言というのはありえません。
歩きながらの会話ですから、目に見えるもの、感じるものをそのまま話すのも良いでしょう。
「暖かくなってきましたね」、
「今日はとても人が多いですね」、
「あのお店、人気みたいですね。 行列が出来てますよ」
・・・など、当たり障りのない会話で全然OKです。
天気の話や街の話など軽い話を中心に、お互いがYESという反応を得られる内容の会話をしましょう。
当然、話は男性がリードして欲しいところです。
⑦断る相手と思っても、大人のマナーとして楽しい会話を
断る相手だと確信できる場合でも、1時間程度はにこやかに会話するのが大人のマナーです。
逆に、断るような相手、結婚対象外の相手であれば、緊張もしないでしょうから、次のお見合いへの練習のつもりで、色々な話をしてみましょう。
⑧お見合い時のお茶代等は割り勘が原則
お茶代は割り勘が原則ですので、レジでそれぞれが自分の飲食分を支払うのが良いでしょう。
ただし、男性は本当に割り勘にしてしまうと「女性ウケ」が非常に悪くなるので注意。
「あぁ~、この人にとって、私はコーヒー代以下なのね。」
・・・という訳です。
また、女性は、男性がお茶代を支払ってくれた場合には、しっかりと頭を下げお礼を言いましょう。
レジでお礼を言っても、男性には聞こえない場合もあります。
お店を出てからも、ハッキリと聞こえる声でお礼を言いましょう。
ちゃんとお礼をしていても男性に聞こえていないと、
「コーヒー代なんて安いもんだけど、お礼もしないなんてマナーがなってないな。」
・・・と、断りの原因にもなります。
お見合いでの会話

①相手のプロフィールは完全に記憶しておく
相手のプロフィールについては、年齢、学歴、職業、家族構成、趣味といった条件面だけではなく、、コメント欄の内容もしっかりと覚えたうえで、お見合いに挑みましょう。
「ご兄弟はおられますか?」
「趣味は何ですか?」
・・・など、プロフィールに記載されている内容について質問した時点で
「この人、私のプロフィールを見てないのかな?」
「本気でお見合いする気あるのかな?」
・・・と、相手は不審に思い、場合によっては断りモードに入ってしまいます。
②男女の会話の目的の違い
アメリカの著名な言語学者のデボラ・タネン教授は、男女の会話の目的の違いについて
「女性の会話」は感情を共有し、共感、一体感を得るのが目的、
「男性の会話」は情報を共有し意見を交換し解決を図るのが目的
・・・と述べています。
ですから、男性は女性の話に対して、
「僕だったら、こう思うよ。」
「○○すればいいんじゃないのかな。」
・・・と、自分の意見を言ったり、アドバイスめいた事を言つたりしがちです。
一方、女性からすると
「何よ! 上から目線で偉そうに」
「別に、あなたにアドバイスなんか求めてないわよ」
・・・と思ってしまうでしょう。
こうなってしまえば、当然、うまくいくはずはありません。
そこで、男女の会話の目的の違いを理解したうえで、婚活・お見合いに挑むのが良いでしょう。
男性は女性の話をしっかりと聞いて共感し、女性の話にアドバイスしたり、批評、否定したりしない。
女性は、男性が女性の話を否定している訳でも、批判している訳でもなく、男性は一生懸命に女性の話を聞いているつもりなので、少し大目に見てあげて欲しいものです
③お見合いは長時間の「自己紹介」「自己表現」
お見合いは、もう一度会っても良い相手かどうか考えるために「お互いを知る」ことが目的です。
従って、お見合いでは結婚後の具体的な話やプライベートに関わる話はしないというのが原則です。
お見合いは、お互いの人柄を浅く広く知るための「自己紹介」「自己表現」の場であり、逆に言えば、「質問大会」の場なのです。
④婚活を意識させない会話
結婚が前提の婚活・お見合いだからといって、いきなり結婚後の「現実的な話」「シリアスな話」をしてはいけません。
まずは普通に親しくなるために、趣味の話、世間話や雑談など楽しい話題を中心に会話を行いお互いの人柄に触れてみましょう。
➄コミュニケーション(会話)の基本は「共感」
コミュニケーションの基本は「共感」です。
婚活・お見合いのでの会話であれば「共感」はなおさら重要です。
相手の話に対して、適切な相槌で「共感」を伝えましょう。
共感の相槌の頭文字は「冬のソナタ」です。 (少し古いのですが・・・)
ふ ⇒ ふぅ~ん、ふん、ふん
ゆ ⇒ 言う通りですね よく分ります
の ⇒ ・・・・
そ ⇒ そうですね そうだったんだ それはスゴイ それからそれから
な ⇒ なるほど
た ⇒ 確かに

⑥共感の本質は「驚感」
相槌は共感の入口であって共感の本質ではありません。
相槌だけでは、言葉だけでは「共感しています」「その気持ち分かります」という気持ちが相手の心に届くとは限りません。
そこで、相手の話を聞く時には「共感」を一歩進めて「驚感」しながら聞きましょう。
「驚感」とは相手の話を驚きと感動をもって聞き、その驚きと感動を表情、身振り手振り、言葉のイントネーション・リズム等、豊かなリアクションで表現することです。
「この人は、自分の話を楽しそうに一生懸命に聞いてくれる」
「話し易い人だな」
・・・と感じてもらえるような対応が出来ればベストです。
⑦過去の恋愛、婚活(お見合い)の話はタブー
お見合いの席で、過去の恋愛や婚活(お見合い)の話は絶対にNGです。
聞かれた方は返答に困りますし、そもそも、良い気持ちはしません。
「僕は(私は)聞かれても全然気にしないけど。」
・・・と思っていたとしても、相手に聞くのはタブーです。
もし、相手からあなたの過去の恋愛について聞かれた場合は、「年齢相応だと思います。」等、返答を避けて頂いて結構です。
それでも食い下がって聞いてくるようであれば、実際の恋愛人数はもっと多くでも「2人」or「3人」とでも答えておきましょう。
恋愛期間や別れた理由などまでも、しつこく尋ねてくるようでしたら、
「それは、お見合いの席で、答えなければいけない内容ですか?」
・・・と拒否してくれてもOKです。
婚活について、「どうして婚活を始めたの?」と聞かれたら「出会いがなくて」が定番です。
「何人くらいお見合いしました?」と聞かれたら「4~5人、断ったり断られたりです。」が無難。
婚活についても、しつこく聞いてくるようであれば、拒否して頂いてOKです。
あなたの過去をしつこく詮索するような相手は、何と言いますか・・・結婚相手として相応してかどうか微妙です。
⑧沈黙を脱出するには
会話が途切れ、沈黙が訪れると、誰しも焦ってしまいます。
「何か話さないと・・・」
「話題を振らないと・・・」
・・・と、思えば思う程、焦れば焦る程、頭が真っ白になってきて、尚更、話題が出てこないものです。
ただ、沈黙は相手にとっても非常に気まずい状況なので、その気まずい気持ちを正直に話してみると、意外に沈黙の解消につながるものです。
「なんか、沈黙になってしまいましたね。」
「沈黙って焦っちゃうし、緊張しますよね。」
「なんか、いい話題ないですかね。 一緒に考えてみませんか?」
「とりあえず、昨日の土曜日は何してたとか・・・」
・・・と、沈黙の状態や話題探しそのものを話のネタにして、一緒に考えてみるというのも一つの手です。
お見合いの返事

初対面の相手と1時間程度の会話をしただけで、その人が自分に合っているかどうか、その人が結婚するのに相応しい相手かどうかは分かりませんよね。
そこで、お見合いの後、仮交際に入ってもよい基準について紹介します。
①生理的に無理じゃなければ、もう一度会って考える
先に書いたように、プロフィールだけしか見ていない初めて出会う相手と1時間程度の話をしただけで、その人のことが分かるはずはありません。
お見合いの1時間程度の間に相手のことを「好きになった(一目惚れ?)」「ピンときた」「ドキドキときめいた」などといったことは、まずありません。
せいぜい、
「いい人みたいだけど (悪い人ではなさそうかな)・・・???」
「可もなく不可もなく」
・・・といった感想が正直なところだと思います。
そこで、
「生理的に苦手」
「全く合わない」
「過去の経験から無理」
・・・というのでなければ、もう一度会ってから考えてみても遅くありません。
実は、断りの返事は「お見合い時」より「2~3回デートした後」の方がずっと多いのです。
それだけ、初対面では相手のことは解らないものなのです。
それに、もう一度会ってから考えてみるというだけで、この時点で結婚を決める訳ではありません。
まずは「3回」、会ってみませんか。
②相手が自分の事を気に入ってなさそうだった
相手があまり話さなかったり、笑顔が少なかったり、どうも、相手が自分の事を気に入ってなさそう、乗り気でなさそうと感じる場合もあるでしょう。
「どうせ無理だろうし、面倒くさいから、私から断ろう」
・・・と考えるのは当然の流れですよね。
でも、相手はすごく緊張していたのかもしれませんし、初対面では人見知りするのかもしれません。
もしかしたら、体調が悪かったのかもしれません。
もし、相手が生理的に受け付けないタイプでなければ、相手の返事次第で、もう一度会ってみても悪くはありません。
次に会った時も同じような様子なら断れば良いのです。
せっかく1度は出会えたのですから何かの縁なのかもしれません。
即、断りは勿体ないです。
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