夜勤のある男性は、寂しいから嫌! ~ 成婚エピソード

夜勤のある人と結婚したら寂しいから嫌!
2年前、婚約直前まで、そう言いながら悩んでいたSさんが赤ちゃんを抱いて事務所に遊びに来ました。
 
未婚の女性の多くは、彼女のように「夜勤のある人は寂しいから嫌」「出張の多い人は寂しいから嫌」と考えているのではないでしょうか。
 
今回の成婚エピソードは、そんな「夜勤のある人」と結婚した女性のエピソードです。

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成婚カップルの紹介

 今回の成婚エピソードの男性はKさん、42歳、背が高く、さわやかな男性です。
関西の有名私大の法学部を卒業して、都市銀行に勤務、いわゆる高収入のエリート。
銀行勤務と聞くと、「どうして、夜勤?」と思いますよね。
実はは、彼は銀行で外国為替ディーラーをされていて、24時間のシフト勤務なので、週1で夜勤があるのです。
 当然、英語はペラペラ、
 
 一方の女性はSさん、35歳。
大阪の女子大を卒業して、幼稚園の先生をされている、明るくて庶民的、美人ではないけれど笑顔の可愛い女性です。
 
 お見合いの申込みはKさんから、プロフィールを見て飾らない雰囲気が気に入ったそうです。
Sさんは、条件の良い男性からの申込みなので迷わずOK、翌週の土曜日にはお見合いとなりました。

交際の経緯 ~ 成婚エピソード

 土曜日のお見合いの会話の中で、Kさんに週1回程度の夜勤があると知ったSさんはビックリ。
日曜日の朝、何とも言えない表情で事務所に来られたのです。

先生~、
Kさん、銀行なのに、
週1回は夜勤があるって・・・

あっ、そうなんだ。
彼、為替関係の部署なの?

そうみたいです。

それで?

それで・・・って
夜勤のある人と結婚したら
寂しいじゃないですか。

そうかな。
夜勤の日は晩御飯作らなくていいし、
実家にも帰れるし、
楽だよぉ~。

それは、そうですけど、
やっぱり、寂しいじゃないですかぁ。

そんなことないって。
結婚して3カ月も経ったら、
「夜勤っていいなぁ~」
・・・って必ず思うから

そうでしょうか

そういうもんだよ。
それより、
夜勤以外の印象はどうだったの?

まぁ~、
楽しく話ができたし、優しそうだし。
条件も良いし・・・

それだったら、
仮交際に入ってみたら。
仮交際に入ったらって結婚するわけじゃないんだから。

それじゃ~、
Kさんか交際希望なら、
もう一回会ってみます。

・・・で、
2人は仮交際に入りました。
 
Kさんはお見合いの時点でSさんのことをとても気に入っていた事もあって、仮交際に入ってからは、積極的にデートに誘い、アプローチをかけます。
Sさんは夜勤のことは気になるものの、Kさんの大らかで明るい人柄に惹かれていきました。

婚約直前の相談?

 でも、結局、Sさんは婚約直前まで悩み続けて、仕事帰りに事務所に来られて

先生~、
私、どうしようぉ~?
明日のデートでプロボースされそう。

どうして分かるの?

だって、
ホテルでディナーするって。
そんな高級なところ、いつも行かないから
 
どうしよぉ~
やっぱり、夜勤は寂しいし。

じゃ~、断る?

それも嫌です
でも・・・

大丈夫だよ。 
結婚したら夜勤は気にならなくなるから

末のデート、
KさんはSさんにプロポーズしました。
 
Kさんは、Sさんが夜勤を気にしていることを察して、新居を彼女の実家の近くに決めて、
 
「僕が夜勤の時は、実家に帰ってくれたら良いから。」
 
・・・との言葉を添えてプロポーズしたそうです。

成婚エピソード / 夜勤のある男性は、寂しいから嫌! ~ おわりに

夜勤のある人と結婚したら寂しいから嫌!
2年前、婚約直前まで、そう言いながら悩んでいたSさんが赤ちゃんを抱いて事務所に遊びに来ました。
 
先生の言ってたでした。 
夜勤って楽ですよぉ~
普通に実家に泊まれるし、独身の友人達と飲みにもいけるし、
夜勤のおかげで、昼間に一緒にいられる時間も長いし
 
へぇ~、
夜勤は寂しいんじゃなかったっけ?
 
そんな事、言いましたっけ?
今、私、独身の友達には『夜勤のある人が楽よ~』って勧めてるんです。
 
彼女、とても幸せそうでした。
現在、婚活中の会員の皆さんにも、一日でも早く、こんな日が訪れますように。
 
さぁ~、次はあなたの番です!

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