結婚相談所の離婚率の低さから分かる結婚相手の選び方

結婚相談所の離婚率はどれ位?
恋愛結婚よりお見合い結婚の離婚率が低い理由
結婚相談所の離婚率が低い理由から分る結婚相手の選び方
多くの人が夢見る幸せな結婚ですが、残念ながら離婚してしまう夫婦も少なくありません。
厚生労働省の統計によると、2018年に婚姻届を出した夫婦は約59万組。一方、離婚届を出した夫婦は約21万組にものぼり、単純計算だと離婚率は35%にもなります。
そんな中、あるデータに結婚を希望する独身男女が関心を寄せています。
それは【恋愛結婚の離婚率は高く、お見合い結婚の離婚率は低い】というデータ。
調査により差はありますが、恋愛の離婚率は40~50%、結婚相談所の離婚率は8~10%となっているのです。
しかも、恋愛結婚で離婚したカップルの70%は結婚3年以内の離婚なのです。
なぜ、恋愛結婚はこんなに離婚率が高いのでしょう? なぜ、短期間で離婚するのでしょう?
一方、結婚相談所の離婚率、お見合いの離婚率が低いのは何故でしょう?
このページでは、 結婚相談所の離婚率、お見合いの離婚率が恋愛に比べて低い理由を通して、「幸せな結婚」をするための相手の選び方を一緒に見ていきたいと思います。
結婚相談所の離婚率、お見合い結婚の離婚率が低い理由

結婚相談所のお見合いに限らず、お見合いは3~6ヵ月の短期間で結婚への結論を出します。
一方、恋愛結婚の交際期間は2~3年であり、お互いのことをよく理解したうえで結婚します。
にもかかわらず、恋愛結婚の離婚率が40~50%と高く、結婚相談所の離婚率、お見合いの離婚率8~10%と低いのは一体どういう理由があるのでしょうか?
結婚相談所の離婚率が低い理由① 感情に流されず冷静に判断できる
恋愛では「好き」という感情に振り回され、冷静な判断を下せないことが度々あります。
「ココが気になるけど、好きだから我慢しよう」
「結婚したらきっと変わるはず」
・・・など、心の中に不安が芽生えても「好き」という感情を優先して、不安・不満を自ら隠してしまいがちです。
恋愛相手ならそれでも良いのですが、結婚相手であれば、話は別です。
結婚後、恋愛感情が落ち着いてくると不安・不満の芽はグイグイと発芽し、気付いたら立派な大木に・・・。
「好き」を重視した結果、幸せな結婚生活に必要な大切なものを見落としてしまった、あるいは、見ても見ぬふりをしたことが、恋愛の離婚率40~50%につながっているのです。
一方、結婚相談所のお見合いのメリットは、プロフィールの段階で、職業、年収、家庭環境、学歴といった情報が確認でき、条件が合わないお相手は最初から候補外、お見合いすることはありません。
「条件」というと打算的な感じがしますが、夫婦として長い人生を共にする上では大切なこと。
それに、新居のこと、仕事のこと、子どものこと、家事育児のこと、両親のこと・・・等、2人で人生の選択をしていくためには、好きという感情だけでは困難です。
そこで、
1) 条件に合った相手を選べる
2) 感情に流されずに相手の人柄を判断できる
結婚相談所のお見合いでは、幸せな結婚に大切なこの2点を冷静に確認できるのです。
これが、結婚相談所の離婚率が低い理由、お見合いの離婚率の低さにつながっているのです。
結婚相談所の離婚率が低い理由② 結婚観や現実の結婚生活の話がし易い
「結婚相談所やお見合いでは短期間で結婚を決めるので不安」
「相手のことをよく知らないまま結婚を決めるのは不安」
・・・という話をよく耳にすることがあります。
それでは、交際期間が長ければ相手の本質を見極められるのでしょうか?
結論としては交際期間の長さと幸せな結婚生活は別の問題です。
恋愛の離婚率が40~50%、結婚相談所の離婚率が8~10%という統計の数字がそれを物語っています。
お見合いをする人は、結婚を真剣に考えています。
「自分のことを知ってもらいたい」「相手のことを深く知りたい」と思うため、デートの中身、会話の中身は自然と濃いものになります。
「この人と結婚したらどんな生活、人生になるのかな?」
・・・と想像しながら、結婚観や具体的な人生設計、生活についての価値観をデートの中で話し合うのも、お見合いでは普通のことです。
そういった話し合いが交際中に出来るのが、お見合いの離婚率、結婚相談所の離婚率が低い理由の1つです。
一方、恋愛結婚の場合、相手に嫌われたくないからと、肝心な部分を正面から話し合うことなく、うやむやにしたまま結婚するケースが少なくありません。
これが恋愛結婚の離婚率の高さの原因になっています。
もちろん、金銭感覚や仕事・家事への取り組み方などは、相手の言葉だけでなく、自分の目や感覚でチェックすることは、恋愛結婚であれ、お見合い結婚であれ重要です。
結婚相談所の離婚率が低い理由③ 結婚後に恋愛感情を育める
結婚相談所やお見合いでの交際期間は、相手を見極める期間です。
ですから、結婚相談所のお見合いでは結婚を決めるまではお互い冷静です。
恋愛結婚は恋愛のゴールとして結婚がありますが、お見合い結婚では婚約後から恋愛がスタートします。
恋愛結婚は結婚の時点で気持ちのピークを迎えますが、お見合い結婚では婚約~結婚してから恋愛感情がスタートするわけです。
恋愛結婚が勢いよく燃えるキャンプファイヤーだとしたら、お見合い結婚はこれからゆっくりと火を灯すキャンドルのようなものでしょうか。
結婚の時点が感情のピークだと少しずつ火の勢いが衰える恐れがありますが、婚約~結婚後から火を灯すのであれば2人次第でどんなに大きな火に育てていくことが可能です。
(もちろん火を絶やさず燃やし続ける恋愛結婚の夫婦も50%はいるわけですが・・・)
結婚相談所やお見合いで結婚を決める時、決め手となるのは「好き」という感情ではなく、「一緒にいて心地良い」「信頼できる」という安心感です。
(当然、好きになれそうにない相手とは結婚できないので、最低限、好きになれそうな相手です)
「お見合い結婚には気持ちがない」
「打算的な結婚」
・・・なんて意地悪な言い方をする人もいますが、それは大きな間違い。
長い結婚生活の中で、2人で少しずつ恋愛感情を育てていけるなんて素敵ですよね。
これが、結婚相談所の離婚率が低い理由、お見合いの離婚率が低い理由です。
結婚相談所の離婚率が低い理由から分かる結婚相手の選び方!

さて、ここまで、結婚相談所の離婚率が低い理由、お見合いの離婚率が低い理由を、恋愛結婚の離婚率が高い理由と比較しながら一緒に見てきました。
ここまで読んで頂いたあなたには、すでに、幸せな結婚生活を送るためには、どんな風に結婚相手を選べば良いのか何となく分かってきたことと思います。
そこで、この章では、結婚相談所の離婚率が低い理由から分かる、幸せになれる結婚相手の選び方を3つのポイントに絞って紹介します。
結婚相談所の離婚率と結婚相手の選び方① 「好き」を取って考える
恋愛結婚の離婚率が高いのは、「好き」という感情、「嫌われたくない」という感情が邪魔をして、結婚を決める前に話し合っておかなければいけない大事な事柄を、正面から話し合うことなく、うやむやにしたまま、目をつぶったまま結婚してしまうからです。
そこで、結婚を決める時には、「好き」という気持ちを取って考えることが重要です。
「好き」という感情以外の部分で、結婚相手として適しているかどうかを考えてみましょう。
学歴、職業、収入、住む場所、親との同居の有無、借金・賭け事など条件的なものは当然のこと。
次の項目などについても、「好き」という感情抜きで、冷静に相手と話し合ってみましょう。
1) 家計の在り方、生活費等の分担について
2) 生活の中の何にお金を使い、何を節約するかという金銭感覚
3) 家事育児に対する考え方
4) 子供を産む、産まない。 子供の教育への考え方
5) お互いの家族、親戚との付き合い方
「結婚前にそこまで話し合うの?」
・・・と、思うかもしれませんが、この5項目は離婚の理由のトップクラスなのです。
例えば、子供のお受験や習い事など、教育に対する考え方の相違がキッカケで離婚する夫婦は多いのです。
結婚相談所の離婚率と結婚相手の選び方② 嫌いが同じ
結婚相手に対して、「趣味が同じ」「価値観が同じ」など「好きが同じ」であることを条件としている人が多いのですが、幸せな結婚生活に必要なのは、「好き」が同じではなく「嫌い」が同じです。
例えば趣味であれば、相手の趣味に全く興味がなくても、その趣味が嫌いでなければ「何が面白いんだろ?」とは思っても、まだ、笑って見てられます。
でも、その趣味が嫌いなものであれば笑っていられませんよね。
マナーでも、モラルでも、マネー(お金の使い方)でも、価値観でもそれは同じです。
結婚相談所の離婚率が低いのは、お見合いを繰り返す中で「嫌いが同じ」の重要性を自然に学ぶからです。
結婚相談所の離婚率と結婚相手の選び方③「好き」より「楽」
結婚では相手を好きになることは、とても大事なことです。
でも、「好き」という気持ちが強いと、相手から嫌われるのが怖くて、誰もが無意識のうちに自分を殺して相手に合わせたり、背伸びをしたりしてしまいます。
それ自体が悪いことだとは言いませんが、結婚生活の中で24時間、365日、それを何年も続けていくことはストレス以外の何物でもありません。
結婚は「素のままの自分」でいられる相手が一番です。
一緒にいて「気を使わない」「相手の顔色を見ない」「背伸びしない」・・・そんな相手が気楽です。
結婚相手を選ぶときは「好き」より「楽」を大事にしましょう。
結婚相談所の離婚率、お見合いの離婚率が低い理由 ~ おわりに ~

ここまてぶ、恋愛結婚の離婚率か高く、お見合い結婚の離婚率が低いという事実を通して、幸せな結婚生活を送るために必要な、結婚相手に対する見極めポイントについて見てきまし
ここまて、恋愛結婚の離婚率か高く、結婚相談所の離婚率、お見合い結婚の離婚率が低いという事実を通して、幸せな結婚生活を送るために必要な、結婚相手の選び方について見てきました。
お互いの想いを育てそのピークで結婚する恋愛結婚は素晴らしいものですが、それが幸せな結婚生活に結びつくとは限らないのが現実です。
離婚率の高い恋愛結婚で、幸せな結婚生活を確実に送るためには、結婚相談所の離婚率が低い理由、お見合いの離婚率が低い理由を参考にして、上手に相手を見極めることが必要です。
今から、結婚相談所でお見合いをしようかと検討している方、結婚相談所で婚活中の方は、結婚相談所の離婚率の低いシステムを上手に利用して、効率的に結婚相手を探していきましょう。
1)「好き」という気持ちを取って考える
2)「嫌いなモノ」が同じ
3)「好き」より「楽」が大事
この3つのポイントを大事にして、幸せな結婚生活を手に入れましょう!
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「たけしのニッポンのミカタ」(TV大阪)
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【講師・講演】
NHKカルチャー「結婚相談セミナー」
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