【理想と少し違ってもお見合いすべき?】
100点より70点の相手との結婚がうまくいく理由

【理想と少し違ってもお見合いすべき?】
100点より70点の相手との結婚がうまくいく理由

いずれは結婚したいと望む人であれば、将来のパートナーに対して1つや2つの理想像があると思います。
しかし、複数の理想像がある人の場合、それらすべてを完璧に備えているパートナーを見つけるのは極めて困難といえるでしょう。

 それを裏付けるかのように、既婚者の多くが100点満点のパートナーを選んでいるわけではなく、70点の相手と結婚をしているという事実もあるのです。
では、多くの既婚者はどうして100点満点ではなく、少し譲歩をした70点のパートナーを選んでしまうのでしょうか。

・100点満点よりも70点の相手と結婚するメリット
・既婚者が結婚するにあたって妥協、譲歩した割合
・理想と少し違う人にお見合いを申し込まれた場合の対処法
・70点の相手でも注意したほうが良い3つのポイント

 この記事では、上の3つについてお話していきます。ぜひ参考にしていただき、70点のパートナーとの幸せを掴んでくださいね。

100点満点より70点の相手と結婚するメリット

 100点満点より70点の相手と結婚することで得られるメリットは、主に以下のようなものがあります。

・自分も完璧を求められなくて済む
・結婚後、相手の欠点を見つけても幻滅しない
・70点の相手であれば比較的見つけやすい
・一緒に居て気疲れしない

それぞれ具体的に見ていきましょう。

①自分も完璧を求められなくて済む

 自身が相手にパーフェクトを望むということは、巡り巡ってあなたもパートナーにパーフェクトを望まれてしまう可能性が高いです。

 パートナーの理想とする夫や妻になるため、自分の意志を捨ててでもその理想とする結婚相手になれますか?そう簡単なものではないと思います。
たとえ結婚当初にはできたとしても、徐々に本性が露わになってしまい、夫婦関係に歪ができてしまう可能性もあります。

しかも、パートナーの望む理想像と、あなたの望む理想像が異なれば、そこで対立してしまうのは目に見えています。

たとえば、

・一方は夫婦共働きを望んでいるが、一方は家を守る人が必要だと思っている
・一方はマンションで暮らすことを望んでいるが、一方は一戸建てを望んでいる
・一方は、夫婦は常に一緒にいるべきと望んでいるが、一方はひとりの時間も大切と思っている

などといったケースです。

 自分がパートナーに理想を求めるがあまり、パートナーからも理想を求められ過ぎてしまっては、このように対立をしてしまうことにも繋がります。そうなると、なかなか修正は難しく、最悪のケースも視野に入ってくるのではないでしょうか。

②結婚後、相手の欠点を見つけても幻滅しない

 結婚当初で70点のパートナーであれば、その後に欠点を見付けた場合も、「まぁいっか」と笑って対処できるでしょう。
しかし、パーフェクトだと思っていた人と結婚した場合、パートナーのちょっとした欠点を見付けてしまった時に、「こんなハズじゃなかった」と一気に幻滅してしまう可能性が出てきてしまうのです。

 100点満点のパートナーということは、すべてが理想通りの相手ということです。その理想がちょっとでも離れてしまったとき、あなたの気持ちさえも離れてしまうことに繋がりかねません。

③70点の相手であれば比較的見つけやすい

 人間は、理想が実現した途端、また新たな理想が出てくるものです。したがって、100点満点の異性に出会って、100点満点のまま結婚するということは、なかなか難しいものなのです。

 しかし、元から70点の相手を探していれば、最初から譲歩していることになるので、100点満点の相手を探すよりも容易です。1つや2つの「絶対に譲れない部分」だけを残し、あとは妥協してみてください。
意外と身近に、恋愛対象となる異性はいっぱいいるはずです。視野を広げるだけで、結婚できる可能性が広がるのは、嬉しいですよね。

④一緒に居て気疲れしない

 自分が抱いているパーフェクトなパートナーと結婚をすると、相手に気後れしないようにと自分も頑張る必要があります。
週に1度や2度の頻度でデートをするカップルだったら問題ないのですが、毎日顔を合わせ、休日には一緒に行動する夫婦のパートナーとなると、完璧な人間が常に隣にいることで疲れを覚えてしまう可能性も。

 いちばん盛り上がる結婚前の段階で70点のパートナーであれば、結婚後も気を張って相手と一緒にいる必要はないですし気楽です。
気兼ねなく、自分のちょっとした欠点も出していけるのではないでしょうか。

既婚者が結婚するにあたって妥協、譲歩した割合

 アニヴェルセル総研(https://www.anniversaire.co.jp/brand/pr/soken1/)は、「パートナーに何らかの妥協をして結婚した人の割合が7割を超えている」という調査結果を公にしています。

 上の表を見ていただくと分かる通り、妥協、譲歩したポイントで上位に来ているのは、容姿や収入、性格などで、ほとんどの既婚者がこれらのどれかを譲歩、妥協していることになります。

 さらに、厚生労働省が発表している「第2節 結婚に関する意識」では、(参考:https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/13/dl/1-02-2.pdf#search=’%E7%AC%AC2%E7%AF%80+%E7%B5%9)
結婚相手に重視するポイントや妥協譲歩するポイントが、男女別に割合で示されています。

 以下は、男性が結婚相手に対して重視するポイントと妥協、譲歩しても良いポイントを表にしたものです。赤い棒線が「重視するポイント」、青い棒線が「妥協、譲歩できるポイント」を示していますが、各項目でばらつきがあるのがわかります。

 この図から、多くの男性が、パートナーの人柄については妥協も譲歩もできないと考えていることが、お分かりいただけるでしょう。

 次に女性編です。
女性は男性と比べ、経済力と職業、学歴を重視する割合が高いことがわかります。人柄の重視率も高く、女性のほうがシビアに結婚を考えていることの表れともとれるのではないでしょうか。

理想と少し違う人からお見合いを申し込まれたら?

 ここまで、多くの既婚者が、理想とは少し違ったパートナーと結婚していることをお話ししてきました。では、実際に理想と少し違う人からお見合いを申し込まれたらどう対処すれば良いのでしょうか。

・プロフィールなどに目を通してみる
・プロフィールだけを鵜呑みにしない
・ひとまず会って直接話してみるとgood
・お見合いだけが結婚への道ではない!

 お見合いと聞いて古臭いなと思う方も多いかもしれません。とはいえ、昨今ではお見合いが進化した「婚活」が流行っていますし、お見合いは現代においても、結婚するための最大の手段として位置付けられています。

 結婚できるチャンスを自らの手で踏みつぶさないため、上記のような方法を実践してみてください。それぞれ、具体的に見ていきましょう。

①プロフィールなどに目を通してみる

 容姿に譲歩、妥協が必要だなと思う相手であっても、まずは、お見合い相手のプロフィールに目を通してみましょう。お互いの実家が近かったり、尊敬できるような大企業に勤めていたり、多彩な趣味を持っていたり…プロフィールをじっくり見ていくと、さまざまなプラス要因が見付かる可能性が高いです。

 お見合いの良いところは、その人のバックボーンや結婚に対する考えなどを、早い段階で聞けることです。
もし、自身の結婚観などにそぐわない場合は、お見合いをお断りすれば良いので、通常の恋愛のように、数年付き合ってなんとなく結婚するのと比べると、結婚までの時間が短縮できるのがポイントです。

 それなので、初期段階のプロフィールをしっかり確認するところは、抜かりなく行うべきです。
少しでも、気が合いそうと思う節があるのであれば、次のステップへ進むことを考えてみてはいかがでしょうか。

②プロフィールだけを鵜呑みにしない

 プロフィールに目を通すことは大事ですが、婚活の形態によってはプロフィールを鵜呑みにしないことも大切です。

 逆の立場で考えてみてください。
あなたのお見合いのプロフィールは、嘘偽りなく、正しいことばかりを並べていますか?
少し体重を減らしてみたり、得意でもないのに趣味に料理を入れたり、気が短いのに穏やかな性格ですとか・・・
 微々たるもの、可愛い範囲だとしても情報を上方修正している方が結構多いのではないでしょうか。
男性側が記載しているプロフィールも、それと似たようなものです。

 ただ、注意して欲しいのは、プロフィールの証明書類を提出する結婚相談所では学歴・職業・年収などの上方修正は出来ませんが、婚活アプリやネット婚活では学歴や年収についても上方修正してプロフィールに記載している可能性があることです。

 したがって、証明書類の提出がない婚活の場合は、プロフィールの条件を鵜呑みにせず、事実6~8割、虚言2~4割程度に思っておくほうが、後々の衝撃度は低くなるかと思います。

③ひとまず会って直接話してみるとgood

 お見合いのプロフィールを確認し、ほんの少しでもその男性のことが気になったら、直接会ってみることをおすすめします。直接会って話してみて、その男性のことを更に知りたくなる可能性もありますし、逆も然りです。
お互いに、書面だけでは知りえない情報も持っていると思うので、一度直接話してみて、お互いの人となりなどを、自分の目で確かめてみると良いのではないでしょうか。

④お見合いだけが結婚への道ではない!

 国立社会保障・人口問題研究所が発表した「第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)
http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou15/doukou15_gaiyo.asp
によると、以下の図の通り、お見合い結婚は全体の5.3%に過ぎません。

 1965年~1970年の間に、お見合い結婚と恋愛結婚の比率が逆転し、現代では恋愛結婚のほうが圧倒的に高い結果になっています。

 したがって、お見合いをすれば絶対に結婚できると思い込んでしまうのは、なかなか厳しいかもしれません。
婚活に積極的に参加しつつ、職場やよく訪れる飲食店の店員さんや常連客、古くからの友人など、視野を広くしておくことも、結婚への近道といえるでしょう。

ここには注意!70点の男性でも絶対に見逃してはいけない3つのサイン

 いくら100点満点の男性より70点の男性が良いからといって、妥協し過ぎてはなりません。
そして、男性が持っている欠点を、無理矢理プラスに捉える必要もありません。
70点の男性であっても、以下の問題点がある人とは、結婚は控えたほうが良いでしょう。

・浮気癖がある
・飽き性
・金銭感覚が合わない

当たり前な欠点ばかりですが、念のため具体的に見ていきたいと思います。

①浮気癖がある

 浮気癖がある人は、なかなか治らないという言葉を聞いたことはありませんか?大事なパートナーがいながらも、他の異性に惹かれてしまうのは、病気です。たとえ、その人と交際に発展したとしても、いずれ悲しい思いをするのは目に見えています。
 今さえ良ければお付き合いしても良いかもしれませんが、いずれ結婚を考えるのであれば、その方との交際はお断りしたほうが無難でしょう。

②飽き性

 恋愛に対してはもちろん、色々な面で飽き性の人との交際も、危険です。というのも、「今の仕事に飽きたから退職する」「ここの家が飽きたから引っ越す」など、突拍子もないことを平気で口に出す可能性が高いからです。

 恋愛に対しても同じです。「君には飽きたから別れてほしい」ということを、突然告げられる可能性を秘めながら交際するのは辛いですよね。会話の節々に、飽き性らしいポイントを見付けたら、それは危険なサインです。見逃さないようにしましょう。

③金銭感覚が合わない

 金銭感覚が合わないのも、デメリットのひとつです。

 どなたにも、奮発しても良いと思っている分野と、そうでない分野があるかと思います。
たとえば、休日のレジャーに関しては奮発しても良いけれど、平日は基本的に自炊を心掛けている人。
反対に、あまり思い切ったお金の使い方はせず、日々質素に貯蓄に励んでいる人。
この両者が交際、そして結婚に至った場合、お金の使い方について揉めることは目に見えています。
金銭感覚が不一致だと、両者に不穏な空気が流れてしまうのです。

 それなので、交際前や交際中に金銭感覚が一致するか否かをしっかり見極め、大丈夫そうであったら結婚を意識したほうが良いでしょう。

少し譲歩したほうが上手くいく!
素敵な結婚生活が送れる70点のパートナー探し!

この記事では、

・100点満点よりも70点の相手と結婚するメリット
・既婚者が結婚するにあたって妥協した割合
・理想と少し違う人にお見合いを申し込まれた場合の対処法
・70点の相手でも注意したほうが良い3つのポイント

以上の点について見てきました。

 100点満点の異性よりも、70点の人を見付けたほうが幸せになれるというものでしたが、70点の人だからといって、絶対に上手くいくとは限りません。最後に見た、3つのポイントに注意をしながら、妥協したとしても将来的に悲しむことがないパートナーを見つけるようにしましょう。

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縁結び仲人ネット大阪(京橋)
所長 栄 喬志


昭和36年7月19日生
関西大学工学部卒。龍谷大学大学院修士

【有資格】
税理士、FP、第一種情報処理、旅行主任
メンタルヘルスマネジメント、他多数
【テレビ出演】
「たけしのニッポンのミカタ」(TV大阪)
「ちちんぷいぷい」(毎日放送)
「あさパラ」(読売TV) 他多数
【講師・講演】
NHKカルチャー「結婚相談セミナー」
兵庫県主催 結婚フォーラム 他多数

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